人間関係の構築にはラポールが大切です
 私は、介護の仕事に関わっています。
当然介護の世界でもラポールは大切です。
では、どうしたらラポールを気づけるのでしょう。

ラポールの築き方

考えられる事、思いつくものを上げてみましょう。
信頼して頂けるように、誠実に接する。
感情の浮き沈みでその日の態度を変えるのではなく、同じ態度で接する。
と通常は、このように1つか2つしか思い浮かばないのでは?
相手に信頼して頂く事は、1日や2日で出来る事ではありません。
人と人が存在し、コミュニケーションをとる事で必要なことです。
ラポールは、普通は、人と人の2者間以上のときに使う言葉ですね。
ラポールスキルを向上させると、交渉がうまくいったり
ビジネスの成功に導いてくれます。
これは、人と多く接する営業マンも同じことが言えるかと思います。
●信頼関係、安心感を持つ状態…と解釈する場合と、
●呼吸や動きをあわせる無意識レベルでの同調という解釈があります。

 【ホメオスタシスの同調】という言葉を聞いたことがありますか?

ホメオスタシスというのは恒常性維持機能と言われていて
ストレスなどの外的環境の変化を、安定した恒常的な状態に保とうとする仕組みの事です。
人間などの哺乳類の場合、神経・免疫・ホルモンの相互作用によって維持される様になっています。

例えば、寒い時は体温を上げようとしたり、
暑い時は勝手に汗をかいて体温を下げようとするのもホメオスタシスの効果ですね。

交渉ごとをスムーズにすすめたいなら…
マインド的な前者の解釈で利用するとうまくいきやすいでしょう
相手の状態(ステート)を変化させるという点では、テクニック的な後者が使いやすいかもしれませんね。

交渉ごとをより上手く進める方法

提案内容をWIN-WINで組み立てることですね。
相手の成功を心から願いなら、提案内容を考える。
何個もアイディアや方法を考え、その中から自分もWINになるものを選択する。
交渉の前に、相手の成功を心から願いますと暗唱してから、交渉に臨む。
提案する内容は、WIN-WINのものなので
深い信頼状態で話が進められて、交渉が上手に進みやすいです。
NLPでは、テクニックや簡単に学べる内容になっているので
後者のやり方が主流ですね。
無意識でやっている生理的現象や行動を真似る、あわせる。
練習のしやすさとしては、呼吸合わせですね。
電車の中などで、周りの人を周辺視野で捕らえて呼吸を合わせる練習など。
他にもラポールに関するテクニックや考え方、
ラポール関係になる方法として、
いろいろなキーワードや言葉もありますね。
今日はそのテクニック(注意点)を把握することで、ずいぶん人間関係がスムーズになることでしょう
今回は、その中のひとつの共感について紹介します。
 

●共通点を相手に感じてもらう

共通点を見せる。見つける

共通の話題があると親近感を感じることが多いですね。

初対面であっても、同郷だと知った瞬間に、お互いの距離感などに変化を感じることがあるでしょ?
 
同じ誕生日、
同じ血液型、
好きなスポーツチームが同じ、
共通の知り合いがいることを知ったときなど。
会話の冒頭などで、「自分と相手との共通点、共通項を見つける」。
それから、その話題を少しして、本題に入る。
雑談すら全て交渉を上手くいかせるために戦略的である人もいます。
それは、共通点が持つ効果を知っているからですね。

 

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